【教員採用試験】ゴロで覚える教職教養 学習指導要領#2
こんにちは!こくご部です。
定期テスト対策から大学受験の過去問解説まで、「知りたい」に応えるコンテンツを発信します。
はじめに
今回は「ゴロで覚える教職教養 学習指導要領」と題して、学習指導要領を取り扱います。
教員採用試験などの合格を目指す皆さまにとって有益なコンテンツになれば幸いです。
有名なゴロ合わせやネットで見かけたものも掲載しますが、基本的にはこくご部オリジナルのゴロ合わせなどを紹介していきます🔥
もっと良いものがあるよ!という方はぜひぜひ教えてください。
★ あくまでゴロ合わせを紹介するという試みであるため、用語の解説などは最小限にすることを心がけています。
★ 用語の解説や全体像が知りたい方は必ず市販のテキストなどを用いて確認してください。本記事だけでの試験合格は現実的ではありません。
★ 本記事では学習指導要領の改訂のポイントを中心に見ていくことを主な目的としています。
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それでは早速行ってみましょう!
学習指導要領 小・中第3次改訂 1968年,1969年(昭和43,44年)・高校第4次改訂 1970年(昭和45年) のポイント
【実施】小学校:昭和46年、中学:昭和47年、高校:昭和48年
年代がバラけると野暮ったいゴロになってしまうので、小学校の昭和43年のみゴロに含めています。
★昭和〇年って西暦何年やねん!?という方へ
今更ですが、昭和〇年って西暦何年やねん?という方に向けて記しておきます。
和暦の数字(昭和〇年)に25を足すと西暦になります。
シミ(昭和43年)があるのは
現代(教育の現代化)では
標準(標準時数を示す)、
特別に(特別活動に再編成)
中学でクラブ(中学校の特別活動として必修のクラブ活動を新設)に行こう
以下、特記事項を記しておきます。
★1960年台、ソ連において人工衛星の「スプートニク」の打ち上げが世界で初めて成功したことを受け、アメリカで「教育の現代化」が推進
⇒いわゆる「スプートニク・ショック」
これを受け、日本においても同様に「教育の現代化」が目指され、学習指導要領にも大きな影響を及ぼした。
★それまでは「最低時数」とされていた授業時数が「標準時数」として示されるようになった。
★それまでの「特別教育活動(第1次改訂:昭和26年で新設)」・「学校行事等」が統合され「特別活動」として新設。
⇒忘れてしまった…という人は前回の記事へ🔥
学習指導要領 小・中第4次改訂 1977年(昭和52年)・高校第5次改訂 1978年(昭和53年) のポイント
【実施】小学校:昭和55年、中学:昭和56年、高校:昭和57年
52人(昭和52年)の
ゆとりはリア充(ゆとりと充実)、
高校に入ったら習熟度別(高校で習熟度別学級編成を導入)に
弾(教育課程の基準の大綱化・弾力化)けたい
★「ゆとりと充実」を目指して授業時数の約1割減少、指導内容の減、「ゆとりの時間」の新設
学習指導要領 小・中第5次改訂 1989年(平成元年)・高校第6次改訂 1989年(平成元年) のポイント
【実施】小学校:平成4年、中学:平成5年、高校:平成6年
長い&謎シチュエーション(特に後半)で恐縮ですが、覚えたいものが多かったので許してください。
元(平成元年)日から
生(生活科の新設)ビール飲んで
時には弾(小・中学校で授業時数の弾力化)けるのも一つの
選択(高校で選択履修幅の拡大)。
個性を尊重(個性尊重の教育を目指す)した結果、
習熟度別(中学で習熟度別指導の導入)に
国歌斉唱(行事における国歌・国旗の取り扱いを明確化)
★ゴロに上手く入れられませんでしたが、中学の技術・家庭科で「情報基礎」が加わったのも重要です。
★「習熟度別」という言葉は昭和52年改訂にも見えるが、そちらは高校の習熟度別学級編成。
★同様に「弾力」という言葉が昭和52年改訂にあるが、そちらは教育課程の基準が「大綱化・弾力化」されたというもの。混同しないように注意。
今回はここまで。次回へ続きます🔥
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