【解答例】大阪大学2017 文学部(現代文)
こんにちは!こくご部です。
定期テスト対策から大学受験の過去問解説まで、「知りたい」に応えるコンテンツを発信します。
はじめに
今回は大阪大学 文学部2017年の問題を現代文編、古文・漢文編と分け、
二回にわたって解答例を掲載します。
な なお、著作権の関係から、 当ブログ作成の解答例のみを掲載し、
本文及び設問は掲載していませんのでご了承ください。
本文及び設問は過去問題集などを購入して参照していただき、
あくまで他の解答例を見てみたい、という場合に活用していただければ幸いです。
それでは行ってみましょう🔥
⇓関連記事はこちら⇓
1-1漢字書き取り問題
(一)酷評 (二)若干 (三)崇拝 (四)権威 (五)交響
1-2理由説明問題
絵画作品の「価値」は定量的に評価することはできず、その作品をめぐる人間関係や社会制度などの文脈によって後付け的に「価値」を付与されていくから。
1-3内容説明問題
ある作品が出版された後、批評家による賞賛や文学賞の受賞等により権威付けされることによって、その作者自身が価値ある存在として一般に広く認知されるようになるという過程。
1-4意味説明問題
その作品自体に普遍的な価値が本来てきに備わっているということではなく、作品や創作者をめぐる環境が権威付けを行うことにより、ある作品が万人にとって普遍的な価値を有していると信じられているということ。
1-5内容説明問題
本来、「客観的」とは本来の同一性を意味するものであるが、文脈や立場によっていかようにも用いられうるという矛盾した性質をはらんでいるという点に「客観性」に本質があるということ。
2-1内容説明問題
戦局や海軍の状況を一定理解し、半ばあきらめのような気配を漂わせ、学生に対してぼんやりとした優しさを見せるS少佐の立ち居振る舞いを好ましく思っていたということ。
2-2表現内容説明問題
布地に落ちた水滴が次第に広がっていくように、S少佐の発した言葉を聞いた直後はその意味や意図するところをつかむことができなかったが、時間の経過とともに少しずつ身に染みるように理解していったと想起させる効果。
2-3内容説明問題
特攻隊に志願するということは命を差し出すということは理解しているが、一旦、特攻隊に志願してしまえば、志願するかどうかで悩み苦しむ必要がなくなるということ。
2-4心情説明問題
特攻隊への志願が募られている中で、与えられた時間を家族や自分と向き合う時間にすべきことを理解している一方で、何をどのように考えてよいか分からず、一人で過ごしたいと思っていたが、結局は一枚の下着を洗うことで気持ちと身辺を整理しており、自らを哀れに感じる心情。
今回はここまで🐸
次回は【解答例】大阪大学2017 文学部(古文・漢文)ということで
古文・漢文問題の解答例の記事になります。
※著作権の関係から、当ブログ作成の解答例のみを掲載し、
本文等は掲載していません。ご了承ください。
⇓関連記事はこちら⇓
〇本記事の内容については十分に検討・検証を行っておりますが、その完全性及び正確性等について保証するものではありません。
〇本記事は予告なしに編集・削除を行うこと可能性がございます。
〇また、本記事の記載内容によって被った損害・損失については一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
-
前の記事
源氏物語『桐壺 光源氏の誕生』品詞分解/現代語訳/解説⑤ 2021.12.16
-
次の記事
源氏物語『桐壺 光源氏の誕生』品詞分解/現代語訳/解説⑥ 2021.12.18