【一般選抜・総合型選抜・公募推薦・指定校推薦】大学入試 面接試験の想定質問集#2

【一般選抜・総合型選抜・公募推薦・指定校推薦】大学入試 面接試験の想定質問集#2

こんにちは!こくご部です。

定期テスト対策から大学受験の過去問解説まで、「知りたい」に応えるコンテンツを発信します。

 


 

はじめに

今回は前回に引き続き、「【一般選抜・総合型選抜・公募推薦・指定校推薦】大学入試 面接試験の想定質問」と題して、大学入試の各種試験における面接試験の想定質問と回答例を掲載します🔥

定番の質問や過去に実際に質問されたものを中心に掲載していくので、本番で同様の質問がされる可能性も低くはありません。必ず念入りに準備しておきましょう!

筆者には面接官を担当した経験も、面接試験の対策を生徒と一緒に行ってきた経験のどちらもあります。

大学合格等を目指す皆さまにとって有益なコンテンツになれば幸いです。

それでは行ってみましょう!

注意事項

★身だしなみ等については当サイトでは記事を掲載する予定はありませんが、他のサイトや本等も参考にして「ふさわしい服装」と「ふさわしい振る舞い」を心がけること。

必ず面接練習を行うこと。家族や友人等に付き合ってもらうのももちろん良いですが、必ず高校の先生や塾・予備校の先生に相談して手伝ってもらってください。面接指導経験のある人に見てもらえるのとそうでないのとでは大きな差が生じます。
⇒ぶっつけ本番で面接練習を頼まないこと。想定質問に対する答えを自分なりに用意した上でお願いしないと、お互いに時間がもったいないです

★面接練習は服装や振る舞いなども「本番」だと思って取り組むこと。面接官は言葉による回答だけでなく、目線や手の動きなど、あなたの一挙手一投足を見ていると思ってください

★本記事に掲載しているのはあくまで想定質問ですので、想定外の質問がなされる可能性があります。そのような「瞬発力」を試したいという場合も当然予想されるので、他のサイトや本等も参考にして、できるだけ「想定外」を「想定内」に変えられるような努力をしてください

「想定外」の質問が来た際には焦って回答しないこと。突拍子もない回答をするくらいなら、「少し考えさせてください」や「もう一度質問をお願いできますか」などと素直に受け答えする方が好印象なことが多い。


 

 

あなたがこの大学・学部を受験することを決めた際、周囲の人の反応はどうでしたか。

 
 
(回答例)
両親や友人に〇〇大学を受験したいと思っていると伝えた際、「〇〇大学はレベルが高いよ」と言われましたが、「本気で頑張りたいと思っている」と伝えたところ、今日まで心から応援してくれました。
また、担任の先生をはじめ、高校の先生方には分からない箇所の質問や添削など、なかなかできるようにならない私を見放すことなく今日まで指導してくださいました。周囲の人たちの存在があって私は今日この場に立てていると心から思います。

周囲の人との付き合い方などを通して、受験生がどのような人物であるかを測る質問。

嘘をつく必要はないが、面接試験に関係なく「自分の力だけで受験できる」と思っていたらそれは誤り。様々な周囲の人の協力があって努力が続けられているはず

 


 

 

あなたはこの大学で何を学びたいと思っていますか。

 
 
(回答例)
大学で様々な価値観に触れて考えが変わる可能性もありますが、私は現在のところ、貴学で××学を専攻したいと考えています。
志望動機にも繋がりますが、以前、HPで△△がご専門の〇〇先生の研究室の紹介記事を拝見し、私も〇〇先生の下で△△を学びたいと考えています。

これは定番の質問なので、必ず質問されると思っていた方がよい。また、(ほぼ)必ず質問されるということは対策していて当然のため、差がつきにくい(悪い面はもちろん目立つ!)。

自分なりのストーリーやキャリアプランを話せるようにしておきたい。


 

あなたがこの大学でやりたいと思っていることを教えてください。

 
 
(回答例)
私は高校までは〇〇部に所属しており、部活動中心の高校生活でしたが、貴学に入学した後、〇回生で××へ留学したいと考えています。
HPを拝見したところ、国際交流活動に力を入れておられることを知り、留学したいという思いが強くなりました。

「勉強を頑張る」「サークル活動を頑張る」と抽象的な話をするより、具体性のある「キャリアプラン」を示すことができると良い。

また、留学の話をする場合は、「留学して何をしたいのか」「留学の目的は何か」も話す準備をしておくべき。


 

学校推薦型/総合型選抜を受験した理由を教えてください。

 
 
(回答例)
私が学校推薦型/総合型選抜の受験方式を選択した理由は、「〇〇」「××」という、貴学が求める人物像やアドミッション・ポリシーに私が合致すると考えたからです。
私はこれまで、△△といった経験をしてきましたが、そこで培った力を最も評価していただけるのはこの方式だと考え、学校推薦型/総合型選抜を受験しました。

面接官によっては「一般入試という選択肢はなかったのですか?(一般入試で勝負できないと思ったのか?)」などと追加質問が来る可能性もある

「何としても貴学に入学したいと考えているので、そのチャンスを少しでも多く掴もうとしたから」「学力試験では私の長所がアピールできないと考えたから(このように返答する場合はトークフローをしっかり計算して組み立てる必要がある)」など、追加質問が来た場合の返答も用意しておきたい。


 

あなたはこの大学の「建学の精神(基本理念)」や「アドミッション・ポリシー」についてどう思いますか。

 
 
(回答例)

・貴学の建学の精神の「〇〇」「××」「△△」のうち、特に「〇〇」に共感しました。大学を卒業した後は、貴学で身に付けた力を活かし、国際的に活躍したいと考えています。

・貴学のアドミッション・ポリシーに記載されているもののうち、私は特に「〇〇」「××」について合致していると考えます。これまで△△、◇◇といった経験を通して培った力を貴学で役立て、さらなる学びに繋げたいと考えています。

こちらも定番の質問。「『〇〇』『××』などのうち、~については・・・」という話し方にすれば全て暗記する必要はないが、HPなどで必ずチェックしておくこと。

特に総合型選抜を受験する生徒は必ず聞かれると思っていてよい。


 

あなたは大学を卒業後の進路をどのように考えていますか。

 
 
(回答例)
大学に入学した後で様々な価値観に触れて考えが変わる可能性がありますが、現在のところ、大学卒業は〇〇に関する分野のトップランナーである××などの大手企業に入社し、経験を積んで独立起業したいと考えています。

面接官は学部や研究分野に関連した回答を想定していることが多いので、例えば文学部を受験している場合に「地元の県で高校教師をやりたい」と答える場合は「何故教育学部ではないのか?」などの追加質問に対しても準備しておきたい。


今回はここまで。次回へ続きます🔥


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