平家物語『木曽の最期』品詞分解/現代語訳/解説⑦
「また新手の武者、五十騎ばかり出で来たり」~「最後のとき不覚しつれば、長き疵にて候ふなり」
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「また新手の武者、五十騎ばかり出で来たり」~「最後のとき不覚しつれば、長き疵にて候ふなり」
「今井四郎、木曽殿、主従二騎になつて」~「打つて行くほどに」
「なほ落ちも行かざりけるが」~「手塚別当落ちにけり」
「それをも破つて行くほどに」~「とのたまひけれども」
「甲斐の一条次郎とこそ聞け」~「土肥次郎実平二千余騎でささへたり」
「花山寺におはしまし着きて」~「抜きかけてぞ守り申しける」(終わり)
「さて、土御門より東ざまに率ていだしまゐらせたまふに」~「その家、土御門町口なれば、御道なりけり」まで
「さやけき影を、まばゆくおぼしめしつるほどに」~「そら泣きしたまひけるは」まで
「あはれなることは」(冒頭)~「しか申させたまひけるとぞ」、まで
「初めの同じやうに、的の破るばかり」~「と制したまひて、ことさめにけり」(終わり)