【解答解説】関西大学2020(学部個別2月7日)現代文

【解答解説】関西大学2020(学部個別2月7日)現代文

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はじめに

今回は関西大学2020(学部個別2月7日)現代文の解答例及び解説を掲載します。

なお、著作権の関係から、 当ブログ作成の解答解説のみを掲載し
設問は掲載していませんのでご了承ください。

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それでは行ってみましょう🔥


問1

問1:c

a 「教師は「教え~であり」、「近代学校~示している」が不適。

b 「教師は「教え~であり」、「にすぎず」が不適。

d 「近代学校~ようなもの」が不適。

e 「教師は「教え~であり」、「のではなく」、「近代学校~示している」が不適。

本文で対比関係にされている「教科書教える」と「教科書教える」がそれぞれどのようなものであるかをまず整理すること。

問2

問2:b

a 「「教科書で~教材」が不適。

c 「常に」「教科書訴訟~変わっていった」が不適。特に前者は強い表現であることに気づいてほしい

d 「「教科書を学ぶ~なので」が不適。

e 「教科書検定~広まりつつある」が不適。

神聖視されてきたのは教科書「を」教えるスタイルの教科書である。

問3

問3:c

a 「初学者が~であった」が不適。

b 「手習い塾では~求められた」が不適。直前の「なので」に注目。因果関係になるような記述は本文にない。

d 「「往来物」は~異なっていた」が不適。

e 「近代的な「教科書」同様」「「教科書で学ぶ」という点で」が不適。

問1と同じく「手習塾」の性質を押さえ、「教科書」か「教科書」のどちらに属するかを押さえる。

問4

問4:d

a 「「経書」は、広く~異なっていた」が不適。

b 「暗礁によって~点において」が不適。本文とズレ。

c 「大学者と異なり」が不適。本文とズレ。

e 「学習するものはみずから~努力をしなければならなかった」が不適。


問5

問5:a

b 「暗記という方法は時代遅れのものとなった」が不適。本文に記述なし。

c 「どのような~素養となっていた」が不適。本文とズレ。

d 「生徒の発達段階や~ことになった」が不適。本文に記述なし/ズレ。

e 「「教科書で学ぶ」」「「教科書を学ぶ」」が不適。ある程度得点できていても、この選択肢を選んでしまった人は対立事項を整理しなおそう。


問6

問6:a

b 「その「教科書」の知識」が不適。「「教科書」が作成されることになり」はグレー。

c 「「教科書」が求められる」「そこに書かれた」が不適。

d 「教師はさらに「教科書」の内容を補って、大量の知識を教え込む」が不適。

e 「の中で追及された」「一方的に」が黒寄りのグレー。eは削りにくい選択肢だったが、aと比較してどちらの選択肢がより正解にふさわしいか、どちらの解答によりキズがないかを判断。


問7

問7:e

a 「やがて」「懐古的で不安定な~予想される」が不適。

b 「あらたな改革の「根」の発見につながる」が不適。

c 「「教科書で教える」という点で、連続性が見いだされる」「「根」を見いだすきっかけともなる」が不適。

d 「「根」から見直すべきことを示唆するが不適。

本問で落としてしまった人は「根」の定義を押さえられていない可能性が高い。


問8

問8

あ:b(風潮ー潮流)

い:b(臨書ー臨海)

う:a(修練ー修理)

え:b(粗雑ー粗衣粗食)

お:c(準拠ー準備)


今回はここまで🐸

次回は【解答解説】関西大学2020(学部個別2月7日)古文/『八重葎』ということで、古文編です。

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